映画「美味しいごはん」作品紹介(2026年 ディレクターズカット版)

〝ひかりをいただく〟
ということ

驚くほど便利になった、わたしたちの食生活。

けれど、その手軽さと引きかえに、どこかへ置き忘れていないでしょうか。
土から生まれた命が、手を通じて〝ひかり〟となるまでの〝大切な景色〟を。

本当の豊かさが見えなくなってしまった、今。

「どうしたら、心は満たされるのだろう?」

「大切な人に、何を食べさせてあげればいいの?」

そんな人生の問いへの答えを求めて、全国から人々が集(つど)う場所があります。
大阪府枚方市・楠葉(くずは)にある、「御食事ゆにわ」です。

御食事ゆにわ 店内

その「御食事ゆにわ」の店長こそ、本作の主演・ちこ。

ちこは、かつて人生のどん底にいたとき、塾の〝先生〟からいただいた、たった一つの〝ひかりのおむすび〟に救われました。

あの日、涙が出るほど美味しかったごはんの記憶。

それから20年余り——。彼女が作るごはんに〝ひかり〟を感じて、本当のしあわせを見つける方があとを絶ちません。

そして、〝バトン〟は次の世代へ——。
先生からちこへ、ちこから次世代のゆにわスタッフへと受け継がれた〝ひかりのごはん〟は、今まさに多くの方の人生を変えています。

ゆにわスタッフ

この映画は、そんな一人の料理人の歩みと、食べ方を変えて生き方が変わった人々を映したドキュメンタリーです。

愛情あふれるごはんは、
誰かの人生を変える力がある

御食事ゆにわ。そこで提供されるのは、食べた人の心がじわーっと温かくなる〝ひかりのごはん〟です。

並ぶ料理は、決して派手ではありません。四季折々の恵みと、日本古来の調味料を使った素朴な家庭料理。しかしそこには、どこか懐かしく、魂がふるえるような〝何か〟があるのです。

ゆにわの料理の原点は、家族や仲間につくる「究極の家庭料理」。食材の〝声〟を聴き、食べる人を想い、ただ祈りを込める。

その象徴が、具も海苔もない、まっしろな〝塩むすび〟です。

おむすび

一口頬張った瞬間、強張っていた心がほどけ、思わず笑みがこぼれる。

自然と悩みが消えていく。
乾いた心が満ちていく。
スーッと涙が流れてくる。

このおむすびこそが、かつて生きる希望を見失っていた料理人・ちこ自身を救った〝ひかり〟そのものでした。

ちこ おむすびを握る

はじまりは、
たった一つの〝おむすび〟だった

今でこそ多くの人を元気づけている ちこですが、かつては生き方を見失っていた時期がありました。人間関係、勉強、部活、アルバイト…すべてがうまくいかず、心身ともにボロボロに。

そんな彼女を救ったのが、「大学受験塾ミスターステップアップ」の塾長であり、人生の師である〝先生〟との出会いでした。

先生はよく、塾生に愛情たっぷりの〝おむすび〟を振る舞ってくれていました。

おむすび

お皿の上に置かれた瞬間から、夢中になって食べていた〝おむすび〟。それはおなかを満たすためというより、壊れそうだった心を修復するために食べていました。

じつはその頃、彼女がこの世でいちばん嫌いだったのが「白いごはん」でした。味がしないし、素直に、美味しいと思えなかった。

しかし、先生が握った、ひかり輝く〝おむすび〟だけは特別でした。

食べれば食べるほど、身も心も元気を取り戻し、食べる歓(よろこ)び、生きる歓びを知ることができるようになったのです。

気がつけば、心の底から、誰にも遠慮せず、笑っていられる彼女がそこにいました。

受験を迎える冬に、ちこはある決心をします。

「先生が作った、あのおむすびを、わたしも作れるようになりたい」

その思いが、今日まで続く〝ひかりのごはん〟の原点となったのです。

ちこ ごはんをよそう

2026年、新たな挑戦へ

「先生から教えていただいた〝ひかりのごはん〟を、もっと多くの方に伝えていきたい」

そう願っていた2017年にいただいたのが、「映画を制作してみてはどうですか?」というお声でした。

そうして完成した映画「美味しいごはん」は、公開から9年、のべ1万人以上の方にご覧いただき、自主上映のバトンは途切れることなくつながり続けてきました。

上映会の様子

そして2026年。
世界が大きく揺れ動く今だからこそ、改めてこの祈りを届けたい。その決意とともに、本作はディレクターズカット版として新しく生まれ変わりました。

ちこのあとを継ぐスタッフの成長、伝統的なおせちづくりを通して日本の食を守り続ける挑戦、そして、ちこ自身が次なるステージへ挑む姿も新たに収められています。

観るだけで、自然とごはんが美味しくなる。感覚が書きかわり、あなたの食卓から新しい物語が始まる。

そんな不思議なしかけが詰まった映画「美味しいごはん」を、ぜひご覧ください。

お客様の声

映画をご覧いただいた方々から、
たくさんの感想が届いています。

JAPAN国内からの声

40代 女性 食産業関連

自分はこれまでに、自然を含めた多くのものから伝えてもらった。

これからは、自分を通して伝えていくんだと強く感じました。

頭で理解するというより、身体で感じ、感覚に入ってくるような、そんな映画でした。

このような会を企画して下さり、本当にありがとうございました。

40代 女性 会社員

とても心温まる映画でした。

何か大きなドラマが起きるわけでもなく、静かにゆっくり進んでいく内容なのに、何故かとても引きこまれ、気がつくとあっという間に時間が経っていて、ハッと気づいた時には映画が終わっているという、なんだか異世界にとびこんだような不思議な感覚とともに、心地良い感情に包まれる体験をしました。

普段の生活の中において、食事というものを二の次三の次にして来ていた中で、ここ最近、食を見直さなければという出来事が続いており、この映画を観る機会を与えられたことに、とても大きな意味を感じていました。

映画を見終わって、より食事との向き合い方を見直そうと強く思いました。

このようなステキな映画を見る機会をいただきありがとうございました。

20代 女性 主婦

食は、自分たちの生活に当たり前に必要な物だったけれど、今まで重視してこなかったのですが、今回この映画を見て食事の大切さを学びました。もっと大事にしていこうと思いました。

女性 会社員

ちこさんが、光のおむすびを作れるようになりたいと思いを持たれていたことや、斎庭の稲穂のご神勅の神話や稲の特性、田植え、稲刈り、仲間、大事な人々の食事を守ること——

まさにこの映画の全てで、それ以上の想いが、ゆにわのおむすびに、ぎゅっとむすばれているのだと、だから、光のおむすびになるのだなと思いました。

知ることって大事だし、忘れてしまうこともあるので、時々思い出していきたいと思います。

50代 女性 会社員

「食べることは生きること」——このシンプルなことが一番大事であると改めて感じた。

日常の忙しさにかまけて、ごはんに向き合うことがおろそかになりがちなので、目の前にするごはんや食べ物に感謝して、頂きたいと思った。

60代 男性 会社員

私は介護事業所(高齢者住宅)に勤めておりますが、納入業者さんとうちの厨房のスタッフに、是非見てもらいたいなと思いました。

食材づくり、ごはんづくりに、ていねいに関われば、これだけおいしくなるんだという違いを是非体感したいと思いました。

50代 女性 ハンドメイド作家

「いただきます」だけではなく、食材を前に一つ一つ感謝していこうと思いました。

自分の日々の姿勢がお米に響き、美味しいごはんになるのですね!

お米を主食とする日本、全てに神が宿ると信じる日本人。日本に生まれて本当に良かったと思いました。

素晴らしい映画です! それぞれに気付きがあったと思います。

50代 女性 看護師

仕事先の生活により、日々の食生活がおろそかだったことを改めて気づかされました。

元々、主婦だった頃は、場を整え、食材を大切に扱って調理し、人を招いてマクロビオティック料理をふるまったりもしていました。子供がアレルギーだったこともあり、安心な食材を選び、何でも手作りしていた私ですが、子どもが成長し、仕事に復帰してからは、家族の食も自分の食も、ていねいさを欠き、出来合いの物を使って、忙しい日は仕方なしに食事作りをするあり様で、キッチンに立つのが苦痛にさえ感じることもあり、もったいない日々を過ごしていました。

もうすぐ定年を迎えるので、まずは場を整え、家族のために楽しんで食事作りをしたいと思います。

この映画を観に来れてよかったです。大阪に近々必ず行きたいと思います。ありがとうございました。

OVERSEAS海外からの声

70代 女性 元小学校教諭

この若い女性のご飯を炊く姿に大変感動しました。

彼女にとっては神道の実践であり、世界と共有する食べ物に光を吹き込むという精神的な行為です。

今後は魂を込めて料理をし、自分が作った料理に感謝と祈りを込めた光を吹き込むように心がけます。

60代 女性 定年退職者

今後は、農家や食品生産者、特に米農家の苦労を味わいながら慎重にゆっくり食べます。

更に、ご先祖様に感謝の気持ちを伝え、”いただきます””ごちそうさまでした”を忘れずに、日本の伝統を尊重するように努めます。

この映画を全ての人にお薦めします。

10代 男性 学生

この映画を観て、単に食事を食べることだけでなく、良い食事を食べられて感謝するということを学びました。

今後は急いで食べず、ゆっくり食事を楽しみます。

10代 女性 学生

毎回の食事に感謝をすること、お米がもつ価値と重要性を学びました。

20代 女性 学生

ご飯と食事の準備には、プロセスが重要であるという哲学が素晴らしい。

自分で料理を作る時、その心を取り入れていきたいと思います。